実地研修に行ってきました! Part3

 

実地研修で最後に行った国はポーランドです! 正直言ってドイツと比べると地味な印象を拭えませんが、とてもいいところで、行けば絶対に楽しかったと言えるところです。

ポーランドでまずはじめに驚いたことは、圧倒的な物価の安さです。ポーランドはEU加盟国ですが、自国通貨のズウォティが安定しているので、ユーロを使っていません。ちなみに1ズウォティ=約30円です。ホテルの自動販売機に売っているコカ・コーラが3ズウォティなので、日本のスーパーマーケットと同じぐらいの値段で買うことができます。ドイツでは2ユーロくらい(日本円で300円くらい)です。そしてポーランドのコカ・コーラは飲みやすく、とにかく美味しいので、是非飲んで欲しいです。

 

今回の実地研修の目的は、ユダヤ人の迫害の歴史を辿るというものなので、最終日に訪れたアウシュッヴィッツ=ビルケナウ強制収容所は旅の目的地と言えます。ここはポーランド南部にある国立公園で、入場料は無料でした。残っている施設が一部博物館として利用され、収容所内で使われていた品々や、当時の写真などが展示されています。

事前に授業でユダヤ人の迫害を学んでいき、なぜナチスはユダヤ人を大量殺戮したのか、ということを知ってから訪れたので、より感慨深さがあったように思います。誰しもが人生で一度は訪れた方がいい場所ですが、もし行く機会があれば、少しだけでも歴史や知識を知ってから行くと感じるものがまったく違うと思います。

 

初めてのヨーロッパは、研修で決められたコースを大人数でまわるものだったので、特に不安を感じることなく過ごせました。今度ヨーロッパを訪れるときは一から自分で計画を立てて準備をして行ってみたいと思います!! (宏太)

 

 

今回で実地研修のレポートはおしまいです。次回の記事をお楽しみに!!

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実地研修に行ってきました!! Part2

実地研修のレポート、今週は、オーストリアのザルツブルクについてです!

 

ザルツブルクには3日目に、オプションとして行くことができました。

ドイツからアウトバーンを走ってゆく中で、まず驚いたのが、国境を示すものがないことです。目印となるものがないので、オーストリアに入ったことに気が付きませんでした。日本の高速道路の県境の方がわかりやすいので、国境沿いを楽しみたい人は気にしておくといいかもしれません。

 

ザルツブルクでは、まずは新市街にあるミラベル宮殿とその庭園へ。

よく晴れていたこともあり、とても綺麗でした。日本人の現地ガイドさんは、「よくここで結婚式をやっていて、日本人も多いんですよ。」と話していたのですが、なんと、私たちが訪れたとき、日本人のカップルが結婚式を挙げていました。すごい偶然!末長くお幸せに!

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旧市街地では、モーツァルトの生家を見学。その近くにスターバックスがあったので、外国の店舗はどのようなものなのか、せっかくなので入りました。

名前をカップに書いてくれるサービスは同じでしたが、書かれていた名前は「Kota」ではなく「Cota」でした。ドイツ語では「K」ではなく「C」と書くのかな!?

スタバ

(宏太)

 

次回は最終回、ポーランドです!お楽しみに!!!

実地研修に行っていきました!!

今年のヨーロッパ実地研修は9月2日から13日に、ドイツ・ポーランドを中心に研修が行われました!

今週から数回に分けてレポートをお送りします!

 

 実地研修では、ドイツとポーランドのメイン2ヵ国に加えて、オーストリアの計3ヵ国に行きました。今回はドイツのことを書いていきたいと思います。ドイツではミュンヘン、ニュルンベルク、ローテンブルク、ハイデルベルク、フランクフルトに行きましたが、特に印象に残っているのはハイデルベルクです!

 ハイデルベルクはドイツ最古の大学があり、とても綺麗な街です。ハイデルベルク城の城跡は、一部は修復されつつも、戦争で破壊された箇所がそのまま見ることができます。牢獄塔や火薬塔はとてもノスタルジックで一見の価値ありです。

特に後者の火薬塔は爆破されて崩れ落ちた壁が、そのまま残存している塔にもたれかかっており、かっこいいなぁと思いました。調べてみたら、あのゲーテもこの火薬塔が大好きでスケッチしたりしていたので、自分もゲーテと同じ感性を持っていたことが嬉しかったです!

 旧市街にある聖霊教会の展望台に上るには2€が必要なのですが、陽気な受け付けのおばあさんが1€にまけてくれたりして、最後には一緒に写真も撮ったりしました。街も人も良く、ドイツに行く際は是非立ち寄って欲しい街です。 (宏太)

実地研修 ドイツ 写真

⇑ ハイデルベルク城の火薬塔 ⇑

 

次回はオーストリアのレポートです。お楽しみに!!

2017年秋学期が始まりました!

先週から授業が始まり、広報委員会の秋学期の活動は今日から始まりました。

秋には多くの行事があるので、さまざまなイベントを企画していきたいと思います。このホームページでも、春学期に引き続きみなさんに楽しんでもらえる記事を書いていきます!!

 

また、夏休みには3回のオープンキャンパスがあり、多くの高校生にも参加していただき私たち広報委員会の学生もスタッフとして、学生生活や入試などのタメになるアドバイスをすることができたと思います。来年度からは、新学部・新学科に生まれ変わるので一期生を迎えるのが待ち遠しいです。

「大英自然史博物館展」の冒険

国立科学博物館で開催された大英自然史博物館展に行ってきました。

18世紀ロンドンで医師として活躍し、偉大なコレクターでもあったハンス・スローンの7万1000点のコレクションを中核に建てられた大英博物館。その自然史部門の現在8000万点以上ものコレクションから、貴重な化石、鉱物、動植物の標本などが選ばれ展示されました。多くが日本初公開であり、現地でもあまり一般公開されていないのだそうです。その中でも一際注目したものをいくつかご紹介します。

-’呪われた’アメジスト-

元はインドの寺院にあり、イギリスが植民地支配の際略奪した宝石です。所有者が次々と謎の死を遂げたため’呪われた’アメジストとの名がつきました。

博物学者で古生物学者、小説家でもあり大英自然史博物館の後援者でもあったエドワード・アレンもまた呪われていると信じた宝石で、7重の箱に入れて川に投げましたが、数ヶ月後には彼の手元に戻ってきました。「これは呪われており、血と、かつての所有者たちの不名誉で染まっている」と書かれた手紙とともに娘のメア・ジョーンズ夫人が寄贈しました。S__22110228

-プリニウスの『博物誌』-

大英自然史博物館で最も古い本です。ヨーロッパにおいても最も古い本の1つとされ、1469年にヴェネツィアで出版されました。動物学、植物学、地理学、人体生理学、冶金学、鉱物学など自然史全般にわたります。鉱物のイラストや装飾がとても美しいです。

-古代エジプトのネコのミイラ-

1907年にエジプト学会から寄贈された250体のうちの1体が展示されていました。ネコの姿をしたバステト神への生贄だったとされています。

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-植物の二名法を提案 カール・リンネ-

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二名法は1730年代、スウェーデンの植物学者カール・リンネが、ジョージ・クリフォード3世の3000種もの押し葉標本を研究していた際に発明しました。

二名法は、1番目に似た植物同士の属名を出し2番目に固有の名を与える方法で、今日でも科学界で使われています。1753年には当時の植物の種を二名法でリスト化した『植物の種』が出版され、著名人らが使用したために植物学者の間に普及、国際的にも広まりました。

-最古の鳥類とされる「始祖鳥」の化石-

恐竜から鳥類が生まれる進化の過程は非常に複雑で、どこからが鳥類かという境界が研究者によって意見がわかれていますが、歴史的観点から始祖鳥を最古の鳥類とするのが現在の定義です。今までに12点の報告があり、今回展示されたのはジュラ紀後期の1億4700万年前のものです。

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恐竜のような歯、爪、後ろ足の間に伸びる長い尾が見てとれます。また、現在の鳥類のような翼と羽を持ち合わせていました。大英自然史博物館の科学者によればこの始祖鳥は飛行可能な視力、平衡感覚、運動神経があったとされています。しかし、現在の鳥類と比較すると骨格や筋肉の付き方が違い、飛べたとしても力強く羽ばたくことはできなかったのではないかと考えられています。

-オオナマケモノ-

更新世(約1万2000年前)のアルゼンチンのオオナマケモノです。1万2000年ほど前までのオオナマケモノはゾウより皮膚が厚く、体重は1500kgもあり、南アメリカの温かい草原で暮らすの草食動物でした。

-日本の展示品-

日本で回収・発掘された隕石、水晶、タカアシガニを大英自然史博物館が買い取って保存していたものや、鎖国中唯一交易のあったオランダ、また、大正~明治にかけて来日したヨーロッパ諸国の商人・学者が採集した標本なども展示されていました。

・ニホンオオカミ(絶滅)、ニホンアシカ(絶滅)、タカアシガニ、『日本日記』、薩摩(九州)隕石、小城隕石、東公園隕石、水晶「日本式双晶」、輝安鉱、アサフェティダ(アギ)IMG_4830

水晶「日本式双晶」:宮本村から発掘され1899年に大英自然史博物館が購入。2つの水晶がくっつき同時に成長した希少なもの。

 

この他にもドードー、コマダラキーウィ、昆虫の標本やモアの化石、綺羅びやかな鉱石や宝石、ビーグル号、チャレンジャー号、テラ・ノバ号の航海で収集されたものなど、コレクションの宝庫で圧巻でした。自然史の研究が進んでいく中で重要なコレクションが間近で見ることができ、発見当時の風景が蘇るようでした。現在では絶滅してしまった種の標本は特に貴重だと思います。展示会は6月で終わってしまいましたが、また機会があれば是非実物を見に行ってみてください。

A.T

 

2年生に聴きました! Part3

3回目の今日は2人の学生に聴きました!

 

いま、私はイタリアに関心を持っています。

なぜなら、イタリアは食や産業、工業といった様々な面でとても魅力的な国だからです。

そのなかでも、自動車(工業製品)と紋章に興味を抱いています。

フェラーリ、アルファロメオやフィアットなどといった自動車メーカーは特に有名であり、その洗練されたデザインやモータースポーツ界では多くの歴史を残してきています。また、アルファロメオのエンブレムには、ミラノのヴィスコンティ家の紋章である「ビショーネ(人を飲み込む蛇)」が用いられています。

私はそういった歴史に興味を持ち、イタリアを自動車と紋章(エンブレム)の2つの観点から見ていきたいと考えています。

ただ、日本の文献では物足りない部分があります。そこで、来年の夏にイタリア北部のミラノやトリノに行き、自動車博物館などから研究のネタを得たいと計画しています。そのために、イタリア語と英語も頑張りつつ、自分なりにリサーチをしていきたいと考えています。(S.K)

 

自分はヨーロッパ文明学科に入ってから様々な分野に興味を持って来ました。鉄道の発展や現代の絵画技法、オランダの風車など、色々調べました。

今は家具、特に椅子について調べています。椅子の歴史は古代エジプトの時代まで遡ります。現存する最古の椅子はヘテプヘレスの椅子というもので現在の椅子と変わらない形をしています。古代から中世までの椅子の役割は権威を誇示することでした。ツタンカーメンの椅子などは豪華な装飾が施されています。ゴシックの建築様式の影響を受けて、縦に長い椅子が作られました。産業革命期に入ると作業体制が変わり、椅子が大量に生産され一般市民にも使われるようになりました。椅子の座りやすさなどが重視され始め現在の人間工学にも関係しています。

椅子について調べていくにつれて、意外な関係性がわかりました。

自分はこれからも一つのことに興味を持たずに広い視野でヨーロッパの文明について考えて行きたいです。(ピクルス)

 

今回で「2年生に聴きました!」シリーズは終了です。

また、今日で今学期の広報委員会の活動は終了です。連日気温が高いですが熱中症には気をつけてお過ごしください。

次回の活動は9月26日を予定しております。夏休み中も公式Twitterは動かしていくので楽しみにしていてください!

来学期もよろしくお願いします!

 

 

 

『移動者の中世』刊行!

 

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ヨーロッパ文明学科の金沢百枝先生が内容の一部を担当されている、移動者の中世』が東京大学出版会から刊行されました。

この本は、モノの移動、人の移動によってもたらされた文明の融合、変化について日本とヨーロッパからの様々な視点で取り扱われています。

金沢先生は、南イタリアのオトラント大聖堂の床モザイク画について執筆されています。美術という分野の「移動」をノルマン人による支配、および南イタリアの既存の文化との融合によって形成されたと説明されています。

中世というくくりで日本史の研究者と西洋史の研究者が、何年も研究会を重ねて作られた本だそうです。たとえば、ヴェネツィアのことを書かれている記事もあれば、瀬戸内海のことについて書かれている記事もあります。

 

歴史に興味のある方は是非お手に取ってみてください!

『ギリシャ語練習プリント』刊行!

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ヨーロッパ文明学科の河島思朗先生が監修された、『ギリシャ語練習プリント』が小学館から刊行されました。

日本人には馴染みのなさそうなイメージがあるギリシャ語...

実際には、私たちの身の回りにあふれています!

例えば、数学で用いられる「π」や「Σ」はギリシャ文字ですし、「カリスマ」や「クローン」もギリシャ語がそのまま使われています。

この本の特徴は、書き込み式で、アクセントの位置がわかりやすく表記されているので、発音しながら学ぶことができます。

ギリシャ語に興味を持っている方にはぴったりです!!

2年生に聴きました! Part2

今回は建築様式についてのPartです!

 

私は近世ヨーロッパの建築様式であるバロック様式と、宮廷の装飾様式であるロココ様式に興味があります。

バロック様式というのは、16~18世紀の建築様式で、華やかで躍動感あふれる装飾、豊かな曲線によって造られた空間が特徴です。

一方、ロココ様式は、18世紀のフランス宮廷を中心に広まったもので、主に宮殿の内装に用いられた装飾様式です。

繊細で優美な装飾が特徴として挙げられます。

私は16~18世紀の建築が、最も豪華で魅力的だと思います。

なぜなら、当時の上流階級層のきらびやかな暮らしを感じられるからです。

これからは建築だけでなく、この時代の彫刻や絵画などの美術作品についても学んでいきたいと考えています。(yuka)

 

次回は「2年生に聴きました! Part3」をお送りします!!

2年生に聴きました! Part1

「2年生に聴きました!」Part1です。

今回は、食に興味がある二人に聴きました!

 

・私が興味を持っているのは、食の保存についてである。

人は、昔からさまざまな方法で食べ物を長く保存するための工夫をしてきた。発酵や燻製塩漬けといった技術をもちいることで大きく広がった食文化のなかでも、特に肉の加工に興味を持った。

現代であれば、生の状態でも冷蔵・冷凍保存することで、すぐに食べる必要はない。ところが、それ以前の時代では、加工によって品質を保たなければならなかった。例えば、中世のヨーロッパでは、香辛料が流通することで肉の臭みを抑えて、長期保存が可能になった。

そのときの技術が現代でも、いろいろな料理に使われていることに感動した。次は、発酵食品であるチーズについて研究したい(こまさし)

 

 

・私が今興味をもって研究していることは、ヨーロッパの食文化である。

この一年間で私はヨーロッパの食べ物を扱ってきた。ジャガイモ、パイ、そしてチョコレートの3つである。この中で、もっとも力を入れて調べたのがチョコレートだ。

そのきっかけとして、私はチョコレートが好きだからである。

しかし、調べていくうちにチョコレートは近世・近代ヨーロッパの変化を表すには、うってつけの食べ物であるとわかった。

今回はその一部を紹介したい。

原材料にあたるカカオはアメリカ大陸の原産であり、それを発見したコロンブスがスペイン本国に持ちかえったことで、ヨーロッパに広がっていった。

このとき輸入されたチョコレートは「飲むチョコレート」として親しまれていた。しかし、現在では「食べるチョコレート」が主流となっている。

なぜこのように変化したのだろうか?

それにはヨーロッパの産業革命が関わっており、多くの新しい食べ物が生まれた。新しい食べ物の特徴は「手軽かつ高エネルギー」ということである。

それまで「飲む」ものだったチョコレートは、仕事の合間に気軽に「食べる」ことができる、労働者たちのエネルギー源となった。

このように、職の歴史を見ていくと教科書にも載っているような歴史的事実が見えてくる。私は、これからもヨーロッパの食をおもしろく、美味しく学んでいきたい。(あやせ)

 

次回は、「2年生に聴きました!」Part2を、お楽しみに!!