「大英自然史博物館展」の冒険

国立科学博物館で開催された大英自然史博物館展に行ってきました。

18世紀ロンドンで医師として活躍し、偉大なコレクターでもあったハンス・スローンの7万1000点のコレクションを中核に建てられた大英博物館。その自然史部門の現在8000万点以上ものコレクションから、貴重な化石、鉱物、動植物の標本などが選ばれ展示されました。多くが日本初公開であり、現地でもあまり一般公開されていないのだそうです。その中でも一際注目したものをいくつかご紹介します。

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2年生に聴きました! Part3

3回目の今日は2人の学生に聴きました!

 

いま、私はイタリアに関心を持っています。

なぜなら、イタリアは食や産業、工業といった様々な面でとても魅力的な国だからです。

そのなかでも、自動車(工業製品)と紋章に興味を抱いています。

フェラーリ、アルファロメオやフィアットなどといった自動車メーカーは特に有名であり、その洗練されたデザインやモータースポーツ界では多くの歴史を残してきています。また、アルファロメオのエンブレムには、ミラノのヴィスコンティ家の紋章である「ビショーネ(人を飲み込む蛇)」が用いられています。

私はそういった歴史に興味を持ち、イタリアを自動車と紋章(エンブレム)の2つの観点から見ていきたいと考えています。

ただ、日本の文献では物足りない部分があります。そこで、来年の夏にイタリア北部のミラノやトリノに行き、自動車博物館などから研究のネタを得たいと計画しています。そのために、イタリア語と英語も頑張りつつ、自分なりにリサーチをしていきたいと考えています。(S.K)

 

自分はヨーロッパ文明学科に入ってから様々な分野に興味を持って来ました。鉄道の発展や現代の絵画技法、オランダの風車など、色々調べました。

今は家具、特に椅子について調べています。椅子の歴史は古代エジプトの時代まで遡ります。現存する最古の椅子はヘテプヘレスの椅子というもので現在の椅子と変わらない形をしています。古代から中世までの椅子の役割は権威を誇示することでした。ツタンカーメンの椅子などは豪華な装飾が施されています。ゴシックの建築様式の影響を受けて、縦に長い椅子が作られました。産業革命期に入ると作業体制が変わり、椅子が大量に生産され一般市民にも使われるようになりました。椅子の座りやすさなどが重視され始め現在の人間工学にも関係しています。

椅子について調べていくにつれて、意外な関係性がわかりました。

自分はこれからも一つのことに興味を持たずに広い視野でヨーロッパの文明について考えて行きたいです。(ピクルス)

 

今回で「2年生に聴きました!」シリーズは終了です。

また、今日で今学期の広報委員会の活動は終了です。連日気温が高いですが熱中症には気をつけてお過ごしください。

次回の活動は9月26日を予定しております。夏休み中も公式Twitterは動かしていくので楽しみにしていてください!

来学期もよろしくお願いします!

 

 

 

『移動者の中世』刊行!

 

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ヨーロッパ文明学科の金沢百枝先生が内容の一部を担当されている、移動者の中世』が東京大学出版会から刊行されました。

この本は、モノの移動、人の移動によってもたらされた文明の融合、変化について日本とヨーロッパからの様々な視点で取り扱われています。

金沢先生は、南イタリアのオトラント大聖堂の床モザイク画について執筆されています。美術という分野の「移動」をノルマン人による支配、および南イタリアの既存の文化との融合によって形成されたと説明されています。

中世というくくりで日本史の研究者と西洋史の研究者が、何年も研究会を重ねて作られた本だそうです。たとえば、ヴェネツィアのことを書かれている記事もあれば、瀬戸内海のことについて書かれている記事もあります。

 

歴史に興味のある方は是非お手に取ってみてください!

『ギリシャ語練習プリント』刊行!

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ヨーロッパ文明学科の河島思朗先生が監修された、『ギリシャ語練習プリント』が小学館から刊行されました。

日本人には馴染みのなさそうなイメージがあるギリシャ語...

実際には、私たちの身の回りにあふれています!

例えば、数学で用いられる「π」や「Σ」はギリシャ文字ですし、「カリスマ」や「クローン」もギリシャ語がそのまま使われています。

この本の特徴は、書き込み式で、アクセントの位置がわかりやすく表記されているので、発音しながら学ぶことができます。

ギリシャ語に興味を持っている方にはぴったりです!!