テンペラ画実習を行いました!

10月24日に金沢百枝先生のヨーロッパ芸術論Bの授業で、テンペラ画実習がありました。テンペラ画とは何かを学んだあと、実際に好きな絵をテンペラ画の技法で描きました。

テンペラ画のテンペラ(tempera)とは、ラテン語の「混ぜる」という言葉からきています。テンペラ画は、古代から使われていたものですが、主にイタリアの13世紀から15世紀の板絵を指します。絵具は、顔料と卵黄を混ぜて作るため乾くのが早く、厚く塗るとひび割れてしまうので、薄く塗り重ねていきます。そのため、筆の跡がよく見えるというのが、テンペラ画の特徴です。

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私たちも実際に卵黄で作った絵具を使って、石膏で加工された木の板に絵を描いてみましたが、卵黄を混ぜているため水分が少なく、筆をあまりスムーズに動かすことができませんでした。しかし、乾くのが驚くほど早く、思うように描けなくてもすぐに重ね塗りをして修正することができました。卵黄を混ぜていても色が変わることはなく、顔料本来の鮮やかな色が出ました。また、金箔を貼り磨き、その上に篆刻をするという貴重な体験もできました。

今の私たちはすでに出来上がった道具を使っていますが、当時の人々は一色を作るのにも絵を描くための道具を作るのにも、手をかけていたことが分かりました。そのような様々な工程を経ているからこそ現在まで残り、私たちが芸術作品に触れることができているので、この素晴らしさを広めていけたらと思いました。 (yuka)

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