わんわん物語

こんにちは、郁です。

「アメリカの年中行事」を連載していた頃の暑さはどこへやら、すっかり秋らしくなりましたね。秋といえば、「食欲の秋」や「読書の秋」、「スポーツの秋」など、なにをするにも良い季節ですが、今回はその中でも「芸術の秋」にちなんで、映画についてお話していきたいと思います。

私は幼い頃からディズニー映画が大好きで、今でもほぼ毎日見ています。現実ではありえない、夢のようなストーリー。でもそこには、明確なメッセージがあります。何度見ても、どんな作品を見ても、ディズニーが込めるメッセージにはいつも心を打たれます。

そんなディズニー映画には、アメリカを舞台にした作品が多くあります。ウォルト・ディズニーはアメリカ出身ですから、妥当ですね。そこで、今回の連載では「アメリカを舞台にしたディズニー映画」についてお話ししていきます。世界中で愛されているディズニー映画から、アメリカの文化にも触れていきたいと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、「アメリカを舞台にしたディズニー映画」の第1回目となる今回は、1955年に公開の「わんわん物語」についてです!

ディズニー映画といえば、「白雪姫」や「ピノキオ」といった童話が原作の話も多いですが、わんわん物語は、ディズニーの完全オリジナル作品です。その多くの視点は犬目線で描かれており、人間は足元しか映らなかったり、街並みや車も下から見上げるようなアングルで描かれていたりと、犬の世界に入り込んだような作品になっています。

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では簡単なあらすじをお話ししたいと思います。

ニューイングランドに住む夫婦のもとにやってきた犬のレディは、裕福な家で夫婦の愛をいっぱいに受けて育ちました。しかし、夫婦の間に赤ちゃんが生まれると、2人ともすっかり赤ちゃんの方に夢中になってしまい、あまりかまってもらえなくなってしまいます。そんな環境の変化に戸惑っていたレディが家の庭で出会ったのが、野良犬のトランプでした。2匹は様々なトラブルに巻き込まれながらも、それを乗り越え、惹かれ合っていきます。王道のラブストーリーではありますが、それが犬の世界で繰り広げられているというところが斬新で面白いですよね。

わんわん物語といえば、スパゲッティを両端から食べて最後にキスをするシーンがとても有名です。「ストーリー自体は知らないけど、このシーンは知っている」なんて方も多いと思います。これは、トランプがいつも骨をもらうお店にレディを連れて行ったときに、レディを見た店員が「(トランプが)女の子を連れてきた!」と、2匹をスパゲッティでおもてなししてくれるというシーンです。ちなみに、このシーンはイギリスの‟Total Film“という映画専門誌が発表した「映画史に残るキスシーン50」で第8位に選ばれています。

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そんなわんわん物語の舞台となっているニューイングランドは、アメリカ合衆国の北東部に位置し、メーン州・ニューハンプシャー州・マサチューセッツ州・ロードアイランド州・コネティカット州・バーモント州の6つの州からなる地域です。アメリカ合衆国の中でも最も古い地域の一つで、名前の通り、元はイギリスの植民地だった場所です。歴史的にも、文化的にも非常に豊かなニューイングランドですが、実はそんなニューイングランドの17世紀頃にタイムスリップできてしまう場所があるのです。

それは「オールドスターブリッジ・ビレッジ」というアメリカの歴史博物館で、「生きた博物館」とも呼ばれています。ではなぜ、「生きた博物館」なのでしょうか。

この博物館は屋外にあるのですが、17世紀頃のニューイングランドの暮らしが現れており、博物館というよりは、17世紀頃のニューイングランドのそれに近いです。ですが、昔の様子を再現した、という博物館はそんなに珍しくないですよね。この博物館が「生きた」といわれる理由は他にもあります。それは、「実際に人が生活をしている」ところです。もちろん、そこに暮らしているわけではないですが、博物館のスタッフが当時の服を身にまとい、生活を再現している、つまり演じているのです。スタッフはガイドの役割も担っており、話を聞くこともできます。

わんわん物語の舞台となったニューイングランドはもう少し現代的ですが、のちにディズニー映画の舞台になる地域の歴史です、当然知りたい。ということで、いつかアメリカに行ったときに行く場所リストに追加しておきたいと思います。

最後に、わんわん物語に実際に登場している消火栓(Fire Hydrant)のお話をして、締めくくりたいと思います。

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アメリカでは、街中でよくこのような消火栓を見かけるそうです。火事の時に消防士がそこにホースをつなぎ、水を発射して鎮火します。この消火栓はとても色とりどりで、登場しているベーシックな赤色の消火栓だけでなく、青色や黄色の消火栓もあります。ただ単にカラフルなだけでなく、1分間に流れる水の量や水圧などで色分けされているようです。また、夏のとても暑い日には、子ども達が水遊びをすることができるように、消火栓の水を解放してくれる地域もあるそうです。さすが、やることがダイナミックですよね。

ということで、今回はニューイングランドを舞台とした「わんわん物語」についてでした!次回はハワイが舞台の「リロ・アンド・スティッチ」についてです!

 

(画像出典:U-NEXT)

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