ヨーロッパ研修旅行part3

第14回ヨーロッパ実地研修では、『レオナルド・ダ・ヴィンチと遠近法の旅』というテーマで8月30日から9月10日にイタリアのフィレンツェ、ピサ、ミラノ、希望者のみのオプションとしてアレッツォと、フランスのパリ、アンボワーズを訪れました。

まず、イタリアではウフィツィ美術館やサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ピッティ宮殿、ピサ、ブレラ絵画館、ダ・ヴィンチの生まれ故郷であるヴィンチ村、《最後の晩餐》の見学、レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館など、毎日朝から夕方まで歩き倒して、時には電車、地下鉄、バスを駆使し、様々なところに行きました。とは言っても、まだまだ行きたいところはたくさんあったのですが…。

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《キリストの洗礼》

↑この絵は数人の画家の共作で、ダ・ヴィンチは左下にいる2人の天使のうち、左側の天使を描いたとされています。

 

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サン・サティロ教会

↑正面に見える祭壇の後陣は遠近法を使った騙し絵になっています。

 

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最後の晩餐

 

そんな中で一番印象に残っているのはミラノのサン・サティロ教会です。この教会にはとてもユニークな特徴があり、それが一番印象に残った理由でもあります。その特徴とは、騙し絵効果のある祭壇があるということです。この遠近法を用いた祭壇は、入り口を入ってすぐの祭壇を正面から見ると、後ろに空間が続いていて後陣が実際に存在しているように見えます。しかし祭壇に近づいていくにつれて、それが絵であり、奥行きも1メートルにも満たないということが確認できました。これはこの教会の建物を建てるための敷地の広さが十分ではなく、後陣をつくるのにスペースがなかったため、設計者のブラマンテが提案した策なのだそうです。「これぞ遠近法だ!」と私は感動すると共に、「スペースがなきゃ騙し絵で空間を生み出せば良いのでは?」という面白い発想をしたブラマンテに拍手を送りたくなりました。

また、私はオプションのアレッツォ観光をしたのですが、その日はなんと”Giostra del saracino”(サラセン人の馬上槍突き祭り)の日でした。この祭りは毎年6月と9月に行われているらしく、本当にラッキーだったと思います。町中に人が溢れていて活気に満ちていました。時間の都合であいにく試合自体は見られませんでしたが、とても心がワクワクして良い時間を過ごせて満足でした!

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次に、フランスは滞在日数が短く、あまり多くの場所に行くことはできませんでした。本当はノートルダム大聖堂やオペラ・ガルニエ、オルセー美術館の中を見学し、凱旋門の展望台に登ったりしたかったのですが、それは次回フランスに行くまで、一旦お預けとなってしまいました。しかし、サクレ・クール寺院やテルトル広場、パリ市内のナイトツアー、アンボワーズ城やクロ・リュセ城といった古城巡り、ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマンでのショッピングなど、短い時間ながらも楽しむことができました。その中で一番印象に残っているのはやはり「ルーヴル美術館」です。《ミロのヴィーナス》や《サモトラケのニケ》、《民衆を導く自由の女神》、《モナリザ》といった〝超〟がつくほど有名な彫刻や絵画を間近で見ることができ、大変感激しました。他の作品もどれも魅力的に感じ、見ることができてとても良かったです。

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↑パリ市内ナイトツアーで行った、ノートルダム大聖堂とコンコルド広場から撮った凱旋門。どちらも夜の暗さと、そこに輝く光が幻想的で感動しました。

 

私はエジプトが好きなので、忘れずエジプト美術が展示してあるところにも足を運びました!しかし館内は広すぎて彫刻も絵画もエジプト美術も見まわりきれず、何度か足を運んでいつかは全部見て回りたいものだなぁと感じました。

この実地研修の12日間、ワインを飲み、美味しい料理やお菓子を食べ、道に迷いながらも自分たちだけで観光し、時にはイタリア語やフランス語、英語をカタコトで話して現地の人に分からないことを聞くなど…と、とても良い経験ができたと思います。イタリアでは3、4回電車のドアに挟まりかけましたが、それもとても楽しい思い出となりました。また、今回の実地研修ではダ・ヴィンチの生涯を辿っていく形でイタリアからフランスへと移動しました。ダ・ヴィンチが生まれた村、若い時に活動していたフィレンツェとミラノ、晩年を過ごしたクロ・リュセ城。来年2019年はダ・ヴィンチ没後500周年ということで、イタリアでもフランスでもダ・ヴィンチの肖像画が描かれている垂れ幕などがあちこちにあり、ダ・ヴィンチの人気の高さと彼が今も愛されているということを肌で感じることができました。皆さんも興味がある画家や作家たちの生涯を辿る旅をしてみてはいかがでしょうか。新たな発見や素敵な出会いがあるかもしれませんよ!

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↑ダ・ヴィンチが晩年を過ごしたクロ・リュセ城。ダ・ヴィンチの寝室や発明品の模型などを見ることができました。

 

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↑アンボワーズ城と、城に隣接している礼拝堂の中にあるダ・ヴィンチの墓。とっても景色が綺麗でした!

 

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↑写真は『皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠式』と『ミロのヴィーナス』。作品はそれぞれ、大変魅力的で大迫力でした。

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