アメリカの偉大な狙撃手

こんにちはmikoです。

気温がだんだん暖かくなり、春らしい季節になってきましたね。桜の花も少しずつ開花し始め、満開の桜を見るのが今からとても楽しみです。桜といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?卒業式や入学式など、さまざまあると思いますが、私は真っ先に「お花見」を思い浮かべてしまいます。毎年、親戚一同で集まり、庭の桜でお花見をしていたので今年もその季節が来たなとわくわくしています。前置きが長くなってしまいましたが、今回はアメリカのスナイパー「カルロス・ハスコック」についてです。

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「カルロス・ハスコック」とは、ベトナム戦争で活躍した、アメリカ海兵隊の狙撃手です。彼はアメリカ海兵隊の狙撃兵の中でも最も有名な狙撃の名手で、「ホワイト・フェザー(白い羽毛の戦士)」の異名で知られています。彼が愛用していた帽子に目印として白い羽を留めていたことが、異名の由来です。格好いいですよね。

 

ハスコックは1959年の10月に、彼の少年時代からの夢であったアメリカ合衆国海兵隊に当時17歳で入隊します。入隊後に狙撃手としての適性を見出され、ペンドルトン基地で狙撃の訓練を受けました。その後もアメリカ各地の基地を転々としながら、スナイパーの腕を磨いていきます。この頃には既に、海兵隊の狙撃訓練の一つである「Aコース」で250点満点中248点という驚異的な記録を残し、その名を轟かせました。驚くべきことに、この記録は現在も破られていません。

 

1965年になると、ハスコックは「ウィンブルドン・カップ」というアメリカで最も権威のあるライフル射撃競技大会に参加し、弱冠23歳にして全米から集まった約3000人のスナイパーたちのトップに立ちます。そして、同年にはベトナム戦争に参加しました。

 

ベトナムに到着したハスコックでしたが、すぐに前線に立ったわけではなく、まずは少し離れたチューライに軍警察として配属されました。その後、新しく創設されるスナイパースクールの教官にジム・ランド大尉という人が選ばれ、彼をリーダーとする狙撃チームにハスコックは所属することになります。

 

これがきっかけとなり、ハスコックは当時の海兵隊の中で最前線の一つである第55高地で、主に狙撃を中心とした実戦に参加することになりました。ハスコックが配属された第55高地はベトナム兵の狙撃に苦戦を強いられていましたが、そこでも彼は卓越した狙撃能力を存分に発揮します。北ベトナム軍のとあるフランス人指導将校の狙撃の成功や様々な功績により、精鋭揃いの海兵隊の中でも狙撃の名手として名が知れ渡るようになっていきました。ハスコックの登場と、彼の所属するチームの獅子奮迅の活躍によって、第55高地一帯の被害は、1日に20~30件あったものが週に1~2件まで激減したそうです。

 

北ベトナム軍にしてみればハスコックは最大の脅威でした。恐れる北ベトナム軍は彼に対して3万米ドルという破格の賞金を掛けましたが、それでも彼を撃ち取る人物は現れませんでした。また、この時期にランド大尉がハスコックらと共に作った狙撃兵教育プログラムで用いられた概念である「One shot, One kill」は、現在もアメリカ海兵隊のスナイパーの代名詞として受け継がれています。

 

そんな向かうところ敵無しのハスコックでしたが、1975年に多発性硬化症を発症し、79年には海兵隊を退役します。退役後は海兵隊から追い出されたかのように感じ、少々落ち込んでいた時期もありましたが、立ち直って明るく振る舞うようになったといいます。そして、1999年2月23日、家族に看取られながら56歳という若さでその生涯を終えました。

 

伝説のスナイパー「カルロス・ハスコック」、興味を持っていただけたでしょうか。彼のモットーである「One shot, One kill」は「一撃で仕留める」という意味を持ちます。とても格好よく、憧れますよね。また、ここではお話しできなかった彼の伝説的な戦いがまだあるので、ぜひ調べてみて下さい。読んでいただき、ありがとうございました。

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