学科ニュースレター2017年春号、発行!

今年度も、昨年に引き続き《学科ニュースレター》を発行します!

今年からは、このホームページでも掲載していきます。

また、来年、2018年から「ヨーロッパ文明学科」は「文化社会学部(仮称)ヨーロッパ・アメリカ学科」へと名称が変わります。

(詳細は、http://www.u-tokai.ac.jp/new2018/culture.html

そこで、本ニュースレターでは、来年度のカリキュラム、授業紹介、イタリアやアメリカ留学の体験記等を載せています。

 

次号は、秋ごろに発行予定です!!

 

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平野 葉一/ヒラノ ヨウイチ

教授

学位:博士(歴史・文明学)

 

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〈主要授業担当科目〉

数学史,ヨーロッパ近代科学,ヨーロッパ科学思想史

〈専門分野〉

数学史/科学史

化学基礎論

数学教育

〈現在の研究課題〉

・ルネサンス期の数学/化学

・文明に対する数学/化学の関わり

・歴史的教具を用いた数学教育

〈研究内容〉

ルネサンス期の数学・科学の進展について古代との関わりを含めて考察する。とくに、レオナルド・ダヴィンチなど当時の芸術活動における数学の役割を検討することで、数学が文明・文化に果たした役割について研究すると同時に、当時の人々や社会における数学の意味について考察する。また、数学や科学の歴史的展開の中から数学者や科学者の発想を具体的な作品として制作し、それらを展示することで数学や科学の教育方法についても検討している。

〈所属学会〉

日本科学史学会

数学教育学会

 

金沢 百枝/カナザワ モモエ

教授

学位:博士(学術)

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〈主要授業担当科目〉

ヨーロッパ文明概論

ヨーロッパ文明入門セミナー

実地研修

ヨーロッパ文明セミナー

ヨーロッパ芸術論

地中海地域研究

〈専門分野〉

中世ヨーロッパ美術史

ロマネスク美術

床モザイク

〈現在の研究課題〉

・ロマネスク美術の怪物/驚異/民話的要素

・古代の神話と中世美術

・キリスト教図像学

〈研究内容〉

キリスト教の教会堂には、キリスト教の教義では説明できないさまざまな形象が見られます。一角獣、ひとつ目巨人や人魚など動物や怪物が、聖堂の屋根の軒下や、床、柱などを飾っているのです。それはいったいなぜなのか。いまだ定説はありません。これまで、ヨーロッパのなかでも、イタリア、スペイン、フランス、イギリス、ノルウェーなどを調査してきました。広い地域を研究対象とすることにより、図像を聖堂での位置や配置などによって、意味を類推していく解釈の方法を考案しようとしています。

〈所属学会〉

美術史学会

西洋中世学会

地中海学会

スペイン・ラテンアメリカ美術研究会

中世哲学会

〈主な論文・著書〉

  • 『ロマネスク美術革命』新潮選書、2015年
  • 『ロマネスクの宇宙―ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む』東京大学出版会、2008年
  • 『イタリア古寺巡礼ミラノ→ヴェネツィア』(共著)新潮社、2010年
  • 『イタリア古寺巡礼フィレンツェ→アッシジ』(共著)新潮社、2011年
  • 『イタリア古寺巡礼シチリア→ナポリ』(共著)新潮社、2012年

中川 久嗣/ナカガワ ヒサシ

教授

学位:博士(文学)

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〈主要授業担当科目〉

ヨーロッパ比較文化論

西ヨーロッパ地域研究

人文思想

文明理論講義

文明理論演習

〈専門分野〉

哲学

文明学

フランス文化論

〈現在の研究課題〉

・ミシェル・フーコーの批判理論

・南フランスの歴史的諸景観の復元

〈研究内容〉

フランスを中心としたヨーロッパ現代思想、とりわけミシェル・フーコーの思想を研究、その文明論的な把握をめざしています。総じてヨーロッパの現代思想は近代理性との何らかの対決を含んでいますが、単なる近代理性の廃棄ではなく、近代理性のもつさまざまな問題点を自覚・批判しつつも、それが内包する新たな可能性を模索することが重要であると考えています。またフランス、特に南フランスの歴史と文化についても関心があり、それらを卒業研究のテーマに選ぶ学生も多いです。東海大学のフランスへの派遣留学の引率もします。

〈所属学会〉

日本哲学会

比較文明学会

日仏哲学会

東海大学文明学会

〈入学をお考えの皆様へメッセージ〉

東海大学文学部ヨーロッパ文明学科では、在学中に短期・中期・長期のヨーロッパ海外留学を推奨しています。学生時代という若いうちに、ぜひ外国で生活し勉強するという経験をしてみて下さい。自分の視野が格段に広がり、自分というものに大いに自信がつくでしょう。世界がみなさんを待っています!

〈主な論文・著書〉

  • 『他者の風景──自己から関係世界へ──』(共著、批評社、1990年)
  • 「フーコーの『知の考古学』における言表/言説の実定性について」(『哲学』49号、日 本哲学会、1998年)
  • 「ミシェル・フーコーの批判理論 -いわゆる規範的問題をめぐって」(東海大学紀要文 学部、第82号、2005年)
  • The Subject and the Will to Knowledge in the work of Michel Foucault.(東海大学 紀要文学部、第84号、2006年)
  • 「ローマ帝政期における自己への配慮と批判的知の問題 -古代倫理をめぐるミシェル・ フーコーの比較研究について」(比較文明、第22号、比較文明学会、2006年)

〈メールアドレス〉

nakagawa@tokai-u.jp

河島 思朗/カワシマ シロウ

講師

学位:修士(文学)

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〈主要授業担当科目〉

ギリシア・ローマの伝統A

ギリシア・ローマの神話

地中海地域研究

〈専門分野〉

西洋古典学

ラテン文学

ギリシア・ローマ神話研究

〈現在の研究課題〉

・オウィディウス『変身物語』

・ラテン文学における叙事詩

・古代ローマ社会における神話の意義

〈研究内容〉

専門は、西洋古典学。特にラテン文学を研究しています。古代における文学は単なる趣味のためではなく、文化の基盤のひとつであり、社会的に重要でした。また、文学作品は神話を題材としており、現在私たちがギリシア・ローマ神話と呼ぶ物語は古代の文学が伝えたものです。そのため、神話も研究の対象としています。現在は、3つの観点を中心に研究しています。1. 古代の文学作品の解釈と読解。2. 文学作品や詩人と当時の社会との関連。3. 古代社会における神話の意味。この3つの観点から古代ローマがどのような文明を持っていたのかを明らかにしたいと考えています。

〈所属学会〉

日本西洋古典学会

東京都立大学哲学会

古典文献学研究会

ペディラヴィウム会

ギリシア・ローマ神話額研究会

地中海学会

古代世界研究会

〈入学をお考えの皆様へメッセージ〉

ギリシャ神話、悲劇・喜劇、民主制、コロッセオ、ローマ帝国。おそらく言葉は聞いたことがあると思います。これらは、古代ギリシア・ローマで誕生しました。古代ギリシア・ローマはヨーロッパの起源となる文明であり、その影響は現在にも続いています。「西洋古典学」とは、古代ギリシア・ローマを扱う学問です。ヨーロッパの古代を詳しく知りたい人、一緒に西洋古典学を学びましょう。

〈主な論文・著書〉

  • 『パストラル――牧歌の源流と展開――』ピナケス出版、2013年(共著)
  • ミニュアースの娘たちが語る物語群――オウィディウス『変身物語』4.55-388に描かれる変身の意味――.『哲学誌』第52号(2010年)pp.25-51
  • オルペウスの歌(Ov. Met. 10. 148-739)における物語相互の内的連関――「重さと軽さ」と「大地と空」――.『西洋古典学研究』第55号(2007年)pp.51-62
  • siquid medium est mortisque fugaeque (Ov. Met. 10.223)――「オルペウスの歌」における「生と死をめぐる変身」――.『哲学誌』第48号(2006年)pp.61-75
  • 「ピュグマリオーンの話」と「ミュッラの話」――オウィディウス『変身物語』における物語の連関――.『ペディラヴィウム』第58号(2005年)pp.6-25

柳原 伸洋/ヤナギハラ ノブヒロ

講師

学位:修士(学術)

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〈主要授業担当科目〉

ヨーロッパ現代文化論

西ヨーロッパ地域研究A

ヨーロッパ文明特殊講義

ヨーロッパの戦争と文明

西ヨーロッパ地域研究B

〈専門分野〉

ドイツ近現代史

ドイツ・ヨーロッパの消費・製品文化

〈現在の研究課題〉

・戦間期ドイツの民間防空団体

・空襲記憶の日独比較

・ヨーロッパの製品文化史

〈研究内容〉

空襲が人間社会に与えた影響を以下の三点にわたって研究しています。それは、(1)恐怖によってコントロールされ、自発性と強制性の中間にある「民間人の防空」、(2)実際に多く人が死ぬこととなった「空襲の実態」、(3)戦争体験の継承や保存といった記憶研究です。バウムクーヘンや自動車などのドイツ製品の文化史、そしてサブカルチャーについても研究を進めています。また、研究だけにとどまらない、書籍や記事を執筆しています。

〈入学をお考えの皆様へメッセージ〉

私の講義やゼミは、約9000キロも離れたドイツ及びヨーロッパについて、身の回りの製品から理解する試みです。日常生活で何気なく目にしたり、食べたりしている身の回りの製品にも歴史があります。普段は見慣れた風景の中に溶け込んでいた製品の奥深さが分かったとき、そこに生まれる発見や驚き、そこにさらに会話や笑いが生まれることで日常生活が豊かになると考えています。一言でいうと、世界が違ったように見えます。また、私自身が取り組んでいる戦争と社会の研究についても、日常生活の中に埋め込まれた戦争の歴史の傷跡や記憶を扱っています。戦争の研究をすることは決して楽しいことではないですが、社会の成り立ちと深く関わる戦争の歴史を理解するということは、製品の背景となる歴史を知ることと同様に、世界が違って見える体験なのです。

〈メールアドレス〉

noby@tokai-u.jp

〈ホームページURL〉

http://researchmap.jp/noby/

〈研究紹介動画〉

文学部制作番組「知のコスモス」

http://www.hum.u-tokai.ac.jp/cosmos/

原 基晶/ハラ モトアキ

講師

学位:修士(文学)

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〈主要授業担当科目〉

卒業論文

ヨーロッパ文明セミナー

ヨーロッパ文芸論

ヨーロッパの都市と文化

ヨーロッパの言語と文化

ヨーロッパ文明入門セミナー

〈専門分野〉

イタリア文学

ルネサンス文化・歴史

〈現在の研究課題〉

・ダンテ『神曲』の構造を読み解く

・ルネサンス期の政治と文化の関係

〈研究内容〉

2014年に、長年の研究成果である、個人によるダンテ・アリギエリの『神曲』全訳と総計430ページに及ぶ解説がに出版された。これにより日本におけるダンテ研究は新たな段階に入ったといえる。今後はルネサンス期の政治思想家、マキャヴェッリに関する著作を発表する予定である。

〈所属学会〉

西洋中世学会

イタリア学会

世界文学会

〈入学をお考えの皆様へメッセージ〉

大学という学問の世界は、高校までの勉強と異なり、楽しくわくわくするものです。ですから、私といっしょに未知の世界への探求に出かけましょう!

〈主な論文・著書〉

  • ダンテ『神曲』「地獄篇」
  • ダンテ『神曲』「煉獄篇」
  • ダンテ『神曲』「天国篇」

〈メールアドレス〉

veltrodurante@yahoo.co.jp

中澤 達哉/ナカザワ タツヤ

准教授

学位:博士(文学)

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〈主要授業担当科目〉

東ヨーロッパ地域研究A・B

ヨーロッパ民族問題

ヨーロッパの形成

ヨーロッパ文明概論

ヨーロッパ文明セミナー

卒業論文

〈専門分野〉

スロヴァキア史

東欧近世・東欧近代史

ハプスブルク帝国史

〈現在の研究課題〉

・スロヴァキア国民形成思想史

・ジャコバン主義の共和政思想

・近世ヨーロッパの複合的国家システム

〈研究内容〉

この20年来の東欧では、ユーゴスラヴィア内戦にみるように民族問題・民族紛争が多発し、流血の惨事が続きました。なぜ、東欧の人々は自らの民族や国民のために命を賭してまで戦えるのでしょうか。民族や国民は、いつから、その原理の名のもとに人々を戦争に動員できるほどの政治集団として認識されるようになったのでしょうか。

これに関する約20年間の研究成果として、拙著『近代スロヴァキア国民形成思想史研究―『歴史なき民』の近代国民法人説―』(刀水書房、2009年)を出版しました。本書において私は、現在東欧諸国の一角をなすスロヴァキア共和国の歴史を検証し、18-19世紀のスロヴァキア人の国民形成思想について新しい見解を提示しました。スロヴァキア人などの民族集団が国家の主役として認識される際、近代の市民権や人権だけでなく、(従来近代国民形成に対立するものと理解されていた)中世以来の伝統的な封建原理や身分制原理がこれに影響を及ぼしたことを解明したのです。近代スロヴァキア国民の特徴の多くは、中世の諸原理から継承されたのであり、私はそうした国民形成の理論を「近代国民法人説」と名付けました。

〈所属学会〉

日本西洋史学会

史学会

歴史学研究会

東欧史研究会

現代史研究会

早稲田大学史学会

早稲田大学西洋史研究会

Association for Slavic,East European,and Eurasian Studies

〈入学をお考えの皆様へメッセージ〉

東欧は発想の転換の宝庫です。「ヨーロッパのこと」として知っている知識は実は、イギリスやフランス(あるいはアメリカ!)のものだったりすることがあります。大学では、今持っているヨーロッパの知識を多面的に深めていきましょう。

〈主な論文・著書〉

  • 『近代スロヴァキア国民形成思想史研究―『歴史なき民』の近代国民法人説』刀水書房 2009年(単著)
  • 『ハプスブルク帝国政治文化史―継承される正統性』昭和堂 2012年(共編著)
  • 『近世ヨーロッパの東と西―共和政の理念と現実』山川出版社 2004年(共著)
  • 『ハプスブルク史入門―歴史のラビリンスへの招待』昭和堂 2013年(共著)
  • 『第一次世界大戦と帝国の遺産』山川出版社 2014年(共著)

 

〈メールアドレス〉

tnakazaw@tokai.ac.jp

〈ホームページURL〉

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